年の瀬

1年。
新聞記者として初めての出張取材で京都を訪れたのはもう1年前。
突然、北海道のちっちゃな地方紙の新聞記者が、
取材依頼をし京都の取材相手も最初は驚いたでしょう。。

やっぱり『驚いたよ』と言いながらも、
1つ1つに細やかに答えてくれた対応、
取材後には飲みにも連れて行ってくれました。

『地元』ではない場所での取材に不安を覚えていた私にとって、
『一見様お断り』どころか温かく迎え入れてくれました。
北海道に帰ってからうれしくて、
掲載紙とともに、北海道銘菓とジャガイモを送り
新聞記者を離れ、1人の子供(?!)としてお礼をしました。

そして1年後、きょう、その取材相手から電話が来ました。
懐かしい声です。
さらに資料を送りたいとのことでした。
私が記者を退職していると言っても、
送ってくれることになりました。

1年というのは人と人にとって、短いのか、長いのか。

1年間音信不通でも、自然に懐かしさがこみあげてしまう人が度々います。
今日、そんなことを改めて思い、
やっぱり年賀状は手は抜けない!
昨日から中学校以来の彫刻刀を持って、
板を彫り、さらに1枚1枚刷り刷りしています。
デザイン画を書かず、直で彫ったわりに芸術的☆

手作りの年賀状で、
まただれかとの距離が、時間が縮まるといいなぁ☆